2013年 02月 16日

サードウエーブコーヒー て知ってますか?

昨年からコーヒー業界で何かと話題のサードウエーブコーヒーですが・・・

どんなコーヒーなのか知ってますか?

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THIRD WAVE(サード・ウェイブ) 第3の波

第3 と言うことは当然 第1と第2波もあるはずですよネ

そこで超簡単に説明しますと

アメリカコーヒー産業の推移なのですが

第1波は コーヒーの大量生産、大量消費の時代

大きなコーヒー会社がテレビやラジオ、雑誌新聞を使って
品質は二の次、低価格競争で家庭や職場に浸透しました

第2波は 高品質コーヒーの時代

味や品質を顧みることのない大手企業に嫌気がさした焙煎者達が
独立し高品質コーヒーづくりを目指します

「スペシャルティ」という概念を生み出しシアトル系カフェチェーンが
次々と世界に進出しました

そして第3波は スペシャルティーの新世紀

そのキーワードは「コーヒーをワインのように語る」
高品質コーヒーを単品でワインのように香味評価をしながら楽しむ

スペシャルティーとは特別に美味しいコーヒーのことですから味の
違いをしっかりとチェックし分かりやすく教えてくれる人が必要です

それがテイスターとかカッパーと呼ばれる人たちで彼らが日頃から
やっているカッピングと言う仕事で使われる言葉や方法で

「2012年度産 ○○農園の○○種はパルプドナチュラル製法で仕上たら
シトラス系の酸味とハニーのような甘みが素晴らしいですョ」

こんな会話になるんですが、今までは生産者、生豆専門商社とか
大手コーヒー会社の原料仕入担当者と工場担当者の間での会話でした

良いコーヒーを本気で広めたいと考えたアメリカ西海岸ポートランド近辺
の独立系インディーズロースター達がこのテイスティングを世に広めました

その時に使ったのが何と我らが日本の抽出、提供方法だったのです

元々アメリカではシングルオリジン(単品ストレート)でコーヒーを味わう
そんな文化はありませんでした

それに対し日本では第一次コーヒーブームの頃からブラジル、コロンビア
タンザニア、モカ 等々 生産国のレベルではありましたが飲み比べする
文化が芽生えていたのです

そしてペーパーフィルター、ネルドリップ、サイフォン等の抽出に特化した
専門店がそれぞれの流派みたいなものを作りガラパゴス進化しました

この「1杯おとし」がワインのようにコーヒーを語るサードウエーブの先駆者
達に茶の湯の文化COOL JAPAN(クールジャパン)と感じられたのでしょう

だから、サードウエーブの真髄は

生豆鑑定のカッピング プラス 日本人の抽出技術 

この2点がハイブリット化した結果

良いモノは高く、悪いモノは安く 

良い生産者をリスペクトし正当な評価を行う

そんな価値感が生まれ育っているのです

最近当店も今流行りのスタイルですネ」とよく言われますが

私のロースター&バリスタ構想は20年以上前から出来ており

日本にスタバが初上陸した90年代後半には既に

今更シアトル系じゃないだろう、と言う強い思いがあり

当時勤めていたコーヒー企業に新事業の提案していました

ですから、昨年から盛り上がるサードウエーブですが

実は2008年7月オープンしたコーヒーカラーズのコンセプトと全く同です

当店をご利用頂いた青森市民のお客様はサードウエーブを既に体験済みと言えるでしょう

私自身もサードウエーブという言葉を聞いて「何それ?」と思い

内容を聞くほどにスタッフやお客様も「何だ、それって常識だよね」

大々的に日本上陸したサードウエーブですが

普通にやっていますョー!

だからスペシャルティーにもサードウエーブにも乗る気はありません

毎日のコーヒーが気軽に飲めて、しかも とびっきり美味しい

この街のスペシャルをスタンダードに

良いコーヒーを真面目に作り続ける、そんな街のコーヒー屋でありたいと思う今日この頃です

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追伸、私のことをサードウエーブの○○○と言う人もいますが

すいません、始めた頃からそんな言葉もなかったし・・・

ポートランドもシアトルも良く知りません

何かすごいヘンな感じです、恥ずかしいので言わないで下さい011.gif

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by coffeecolors | 2013-02-16 19:45 | コーヒー豆知識


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