COFFEE COLORS ロースター&バリスタ

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2013年 06月 27日

第5話 オランダの最新鋭ギーセン焙煎機の導入

ミッキーがNZでコーヒーカラーズのHPトップページに喰いついたのは
自身がマネージャーを務めたシエラ社と同じ赤いボディーのディードリッヒ焙煎機だった

後で聞いたのだが以前、渋谷にあるディードリッヒのトレーニングルームに行って
テストローストした経験もあるとのこと

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ミッキーも剛氏も最後の最後まで悩んでいた

その時ディードリッヒ日本の総代理店の社長から勧められたのは以外にもギーセンという焙煎機だった
元々世界NO1のシェアを持つドイツのプロバット、その小型窯を下請するオランダのメーカーだったが

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昨今のサードウエーブブームで世界的に10kg以下の焙煎機が注目を浴び大手メーカー向けの大中サイズが
低迷する兆しからなのか、プロバットからの下請け契約を打ち切られたのだ

ドイツ プロバット エメリッヒ工場
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ギーセンは長年培った小型窯の技術の粋を集結しプロバットへのリベンジをかけて自らのブランドとして
徹底的なブラッシュアップを施し新メーカーとしてリリースしたのである

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彼らもまた世界シェアNO1の巨人プロバットにリベンジをかけて新たな船出をしていた
日本ではノーザンコマーシャルがギーセンジャパンとして販売を手掛ける

同社はディードリッヒを日本に広め普及させた唯一の正規代理店なのだが
事情があって今後の新規販売は全てギーセンを推し一部の中古品とメンテナンスのみ継続するらしい

問題はあまりに対照的なフォルムにあった

シンプルかつスタイリッシュに機能性を追求したディードリッヒ、そのフォルムはプロバットに通じるが
それに対しギーゼンは鋳物で覆われた重厚感、高級感あふれるクラシカルな佇まいだった

ディードリッヒコーヒーロースター(コーヒーカラーズ青森ベイブリッジ工房)
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プロバットコーヒーロースター
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クラシックの機関車を思わせる独特な雰囲気は古き良きヨーロッパの全盛期を彷彿とさせる
プロバットと明らかに一線を画す事がギーセンのブランディング戦略なのだろう

窯の金属や強力なバーナー、特殊なダクトでの排気システム申し分なく甘く柔らかな仕上がりが特徴だ
機能性とパフォーマンスは確かで正に世界でも注目の最新鋭焙煎機である

当初ミッキーの感想は  高級サロンのようなカフェでスーツと蝶ネクタイで焙煎する感じ・・・
ジーンズにTシャツの俺と剛には合わね~な~

しかし、日を追うごとにあのクラシカルな佇まいが気になる
あの雰囲気を包み込むクールでお洒落な空間があれば、新感覚のファクトリーカフェが出来るのでは?

確かにディードリッヒは仙台市内に既に数台設置されており新店舗候補地のすぐ近くにもあった
仙台初の名を冠するにはギーセンが良い、更に一見アンマッチな感じに見えるが料理次第では面白い

FWCF仙台店内 6月27日現在の様子
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そして「ギーセンに決めました」という報告を聞いた頃には私の心の中にも「うちも次はギーセンかな」
そんな思いが芽生えていた

ギーセンセミナーの様子
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真剣に焙煎する参加者
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オーナー社長のギーセン氏
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巨人プロバットへのリベンジをかけ世界に向けて船出し始めたギーセンと
本物のコーヒーで日本でのコーヒービジネスへの復帰とリベンジをかけたミッキーと剛氏


偶然のようなタイミングでの出会いだったが、私はその姿に共通の精神を感じていた



PS この物語りは彼らから聞き、私は見た記憶だけを綴ったモノです
   事実と異なる事や私の思い違い、聞き違いも一部あると思いますが基本的にノンフィクションです

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by coffeecolors | 2013-06-27 19:59 | コーヒーカラーズ物語


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