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2017年 09月 03日

エチオピアコーヒーの今 その6 METAD社ってどんな会社

浅野さんが所属する企業の名はMETAD(メタッド農業開発株式会社)

今回のこの会社の歴史と成り立ち、そしてビジョンについてお伝えいたします

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メタッド社の物語は1人の女性からか始まりました

現最高経営責任者アマン・アディニュー氏の祖母ムルエメベット・エミルは1934年アフリカ初の女性パイロットとなりました。

そして第二次世界大戦後、祖母が褒章としてもらったハラールとシダモ、その両地方の農地は野生のコーヒーの木ばかりが生い茂っている土地でした。

そこで祖母エミルは祖父の手を借りて、その地域の農地を一大コーヒー農園に作り変えコーヒーの栽培や取引の伝統を3世代にわたって受け継いできました。


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メタッド社の基本的な企業理念は、「責任感の強い良き隣人としての企業たれ」

エチオピアの市民やコーヒー農家の社会的利益となるプログラムを提供することです

地域社会に配慮し企業文化の中心には、誠実に行動し、地域社会に忠実であり、活力を与えたいという思いがあります。

ビジネスのあらゆる場面で、常に透明性ある事業を行うことでエチオピアの経済界や政府機関、財界と共にエチオピア国内の経済発展に貢献しています。

メタッド社の作るコーヒーの特徴は何と言っても他を凌駕する品質基準

収穫、加工、輸送の全工程で業界でも類を見ない品質基準を適用し最高級コーヒーのみを提供しています。


研究所認定に際してメタッド社CEOアマン・アディニュー氏を祝福するアメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)理事スキップ・フィンレー氏


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さらに地域社会を中心とする事業モデル、バリューチェーン全体に働きかける努力を推進しています。

コーヒー農園以外にも、紅茶、オイル、固形燃料、化粧品、コーヒーの花から取れる蜂蜜、コーヒーの木の「間作物」としての香辛料などにもあります。

サスティナブルコーヒーのために、環境への配慮


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湿式加工で出る廃水を適切に処理し地下水や地表水の汚染を防止するなど、環境保護対策を施し、サステナビリティ実現という責任を果たすため、受粉対策のための養蜂技術や、土地利用効率向上のための「間作」などの新しい農業技術を駆使しています。

収益の一部を地域社会に還元し、診療所の建設や安全な飲料水を得るための井戸掘りなど、様々なプロジェクトを実施しています。

現地小学校を支援対象として、408名の生徒が必要としている物資の提供や財務的な支援を行っています。

また、米国NGO「グラウンズフォーヘルス」と提携しコーヒー農家や地域社会とともに、女性の子宮頚がん対策に取り組んでいます。

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浅野さんは今、メタッド社の日本市場開拓の担当者として来日し大手商社や企業に依存することなく、自らの足で我々地方のロースターまで直接コンタクトを取りながら2016産のアラカ生豆のプロモーションに回っています

次回は浅野さんがメタッド社のアマンCOOから与えられた日本市場でのミッションについてお伝えいたします




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by coffeecolors | 2017-09-03 14:20


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