COFFEE COLORS ロースター&バリスタ

ccolors.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧


2013年 11月 18日

ロースター(焙煎者)に求められる資質とは?

コーヒーの焙煎を難解に複雑に解説し、如何にも
特殊な技術として披露する先生方が多いようですが・・・

実は、とても単純な作業なんです

生豆を加熱して水分を抜きながら、程よい反応を見極め
煎り止めする、焙煎自体の作業はこれだけです

その後、悪い豆を一粒一粒取り除くハンドピックと言う
これまた、退屈で忍耐力のいる繰り返し

a0143042_12255958.jpg


この単純で退屈な作業を私が決めた細かなルールに沿って
ただひたすらに繰り返しているのですが

この単純なルールを守り繰り返すことが非常に難しいんです

ルールの内容はたった3つ

時間 と 温度 と 排気操作 この3つだけなんですが・・・

日々刻々と変化する様々な諸条件を予測し、細かなリカバリー
の連続で何とかフィニッシュに合わせて煎り止めする

正に 0.1度 0.1秒 の変化を予測、判断し適切な操作をします

ロースターに求められる一番の資質、それは退屈との戦いに勝つ
集中力だと思います

そして、更に良いロースターと言われるための大事な資質

それが、機械いじりが好きなこと

焙煎機の中も外も、いつもピカピカに磨かないと気が済まない
そんな人でなければ綺麗なコーヒーを作り続けることは無理です

そんな理由からコーヒーカラーズの焙煎は、私よりも工場長が適任
ということで今日も朝から、ず~と焙煎機を回し続けています

私は、掃除、仕込み、買い物、厨房、カウンターと手の足りない所
を走り回る小間づかいのようなものですが

コーヒーカラーズはこんなロースター、バリスタ、パン焼き菓子など
を作る職人1人1人の手で支えられているんです

全てはオンリーワンの商品作りのために

お客様の笑顔と「美味しい」のために今日も頑張ります!!
[PR]

by coffeecolors | 2013-11-18 12:26 | 日々の出来事
2013年 11月 17日

コーヒー屋と呼ばれるようになって、もう30年

初めて社会人として就職したコーヒー会社の配送営業時代から

コーヒーとの本格的な出会いは、記憶を辿ると中学1年生頃

当時、大学生だった叔父が帰省した時に淹れてくれたサイフォン

a0143042_14115259.jpg


知的な実験みたいで何かカッコ良くて・・・

すぐ真似して手挽きミルとサイフォンを買ってもらった

高校生になってからは、ろくに学校にも行かず街中の喫茶店に
たむろしていた

お蔭で、街ではちょっとした顔になり就職してからも飲食経営者
の皆さんに可愛がられ、すぐに田舎でトップセールスになった

19歳から26歳まで青森の街で、ぬるま湯のような環境で過ごしたが

その後、転勤した先が群馬県高崎市、市内と近隣に自家焙煎業者が
10社以上ひしめき合い大手企業焙煎会社も手を焼くほどの激戦地区

そこでの10年間が私にとって本物のコーヒー屋に生まれ変わった
とても貴重な日々だった

当時勤めていた東北の中堅焙煎業者など知名度ゼロの激戦地区で
焙煎豆を売るのは至難の業だった

目の前で焙煎したての高品質コーヒーが普通に取引されている
メーカーのブランドで買うのではなくオーダーメイドの委託焙煎

当時、私は考え方を改め焙煎豆のコーヒー屋から生豆のコーヒー屋
に変わり売上を伸ばした

週末になると関東甲信越、走れる限り走り回り色んなタイプの焙煎機
を見てテイスティングした

日本にある世界中の焙煎機は全てチェックし、頼み込んで操作させて
貰えるところでは実際に焙煎させてもらった

その頃はコーヒー企業に勤める社員のスキルを上げて、ただひたすらに
スペシャリストを目指していたのだが・・・

いつしか、自社の作るコーヒーだけでなく他社の大手が作るコーヒー
でさえ美味しいと思えないようになってしまっていた

未だ焙煎や抽出、生豆の規格等級など情報の少なかった時代だったが
志ある商社や現地生産者を知る人たちと今でいう単一農園、単一品種

サンプル的に入手した超高品質の生豆を焙煎しテイスティングする機会
に恵まれていた

良質のコーヒー豆に触れながら、次世代コーヒーの夜明けをハッキリと
予測していた

日本にスペシャルティーコーヒーと言う言葉さえ無い時代に、今でいう
トレーサビリティーとサスティナビリティーについて熱く語った

そして、ついにアメリカから、あのスターバックスが日本に初上陸

期待に胸を膨らませ銀座の第1号店に向かったのだが・・・

正直がっかりした、愕然としたと言っても良いだろう

生豆のキャラクターを無視したダークロースト、鮮度のかけらも
感じさせない真っ黒でオイルまみれのコーヒー豆

ラテにしてもドリップにしてもコーヒーの魅力とは程遠い

違う、全然違う! 自分の目指すコーヒーは自分で創るしかない

そんな想いが湧き上がって来ていた
[PR]

by coffeecolors | 2013-11-17 14:13 | 日々の出来事
2013年 11月 13日

良いコーヒーと水洗トイレの共通点は?

人間の感性についてです

現代の日本人は水洗式トイレになる以前の
あのトイレでは生活できないでしょう

コーヒー産地の多くは発展途上の貧しい国や地域

トイレだけでなく、生活様式も大きく異なりますが
日本に戻ると本当に豊かで恵まれた美しい国だと思います

a0143042_1831828.jpg


さて、本題に戻りますが

人間の感性は、良質のモノやサービス、演技演出や音楽
そして高品質な素材や飲食物の全てにおいて

一度、体験してしまうと元に戻れなくなります

冒頭の例えですが、清潔な水洗式トイレを体験した人は
旧式トイレではストレスとなります

ウォッシュレット付きを体験した人は、通常の水洗トイレ
でも不満を感じてしまいます

食べ物や飲料品でも同じで、良いコーヒーの魅力を知って
しまった人は、二度と普通のコーヒーでは満足できません

良いモノと知るということは、本当は不幸の始まりだと
思います

日本人の多くの人々が愛飲する缶コーヒーやインスタントコーヒー
超有名ブランドの大手メーカーが作るレギュラーコーヒーでさえ
美味しいと感じなくなってしまうからです

良質のスペシャルティーコーヒーが持つ素晴らしい香味の魅力を
広く正しく伝えようとすることは、こんな不幸な人を増やしてしまう

そんな側面もあるのです

良いモノだから高く売る、ある程度は認めますが・・・

本物の魅力を広め伝えるのであれば、その需要を満足させる供給責任
も同時に発生すると思うのです

そして更に良質で高品質なモノを常にご提案し続ける、と言う使命も
あると考えます

しかも、出来るだけリーズナブルな価格で生活に密着した毎日の
コーヒーとして、人生のパートナーとして寄り添い続ける

それが、コーヒーカラーズのビジョンです


コーヒーの花

a0143042_1835659.jpg


ジャスミンのような甘い香りを放ちながら咲き誇ります
[PR]

by coffeecolors | 2013-11-13 18:07 | 日々の出来事
2013年 11月 01日

ブルンジという国を ご存知ですか?

ブルンジ共和国

中央アフリカのタンザニア、ルワンダと接する国ですが・・・

a0143042_1594879.jpg



実は昔はドイツが植民地としてこの3つの国を束ねて
「ドイツ領東アフリカ」という1つの地域として支配していました

そこにはツチという多数派85%もの農耕民族と
フツという少数派14%の放牧民族が暮らしており

ずんぐりして色の黒いツチは平地の畑づくりに対し
浅い褐色で手足がスラ~っと長いフツ族は山岳地帯で放牧

お互いのんびりと平和に仲良く暮らしていたのですが


ドイツとベルギーがこの地域を激しく取り合いが始まり

近代化と軍事化を進めるため少数派で優秀とされるフツを
支配側中間層として

ツチを支配下層として階層化した結果終わりの無い
激しく悲しい内戦となってしまっいました

その時に使われていた武器は、アメリカ、ソ連の東西冷戦時代に
たまりにたまった古い武器で先進国は競うように中古の銃や火器を
売り込んだのです

軍事の近代化を急ぐ先進各国にとってはもはや必要のない古い武器の
在庫処分とリサイクル販売の最大のお得意先さんにしか見えないようで

国連の再三の介入にも武器の最大供給元のフランスをはじめ、欧米各国
は見て見ぬふりをした結果、ルワンダもブルンジも考えられない多くの
犠牲を出しました

未だに政府軍とゲリラ軍に分かれ小競り合いが絶えないようで停戦合意
には至っていないのですが・・・

数年前にお隣のルワンダで画期的な取組みが世界のスポットを浴びました

「アフリカンドリーム、コーヒーがルワンダを救う」

日本でもNHK特集で大きな話題となりましたが

要約すると   

内戦終了後、100万人以上の大虐殺でルワンダは経済的にも政治的にも
疲弊尽くし人々は生きる望みを失っていました

そんなルワンダの民衆が唯一の外貨を得ることが出来たコーヒー豆

昔から奴隷同然の扱いで㎏数十円で白人から搾取されていたコーヒーは
その香味の素晴らしさからヨーロッパでは珍重される逸品でした

消費地のコーヒーの世界でもスペシャルティーコーヒーという新たな概念

良質のコーヒーを高く買うことで生産者と環境を守ることで持続継続的に
WINWINの関係つまりフェアートレードを推進していました

その結果、数十円のコーヒーが数百円に跳ね上がり所得が10倍以上に
なったコーヒーステーションのオーナー達がツチとフツを同等に雇用し
一緒に助け合って働いたお金で病院、学校、給食と子供たちの未来に
明るい光を注ぎ始めたのです

そしてついにあのビックニュースが!

アフリカ初のカップオブエクセレンスコンペがルワンダで開催され
コーヒーカラーズも買いましたが㎏1,800円~3,000円の高値で大成功

この売上は中間マージンを搾取されることなく全額が生産者に支払われ
数十円が数百円に、更に数千円 ということは

例えば 年間100万円の所得だったオーナーが 100倍の1億円になり

多くの成人男性が虐殺されたルワンダでは殆どが女性オーナーだった
ことから女性と子供たちを守る平和的で優しい社会インフラや事業資金
となって新たな活力を与えたのです


と、 前置きが非常に長~くなりましたが


ついに!  とうとう!  やっとで!!

アフリカ第2のカップオブエクセレンスコンペが

あの  ブルンジで開催されたのです!

明日のコーヒーカラーズ ビーンズネットショップ オープンの目玉商品
2012年 COE受賞豆 ブルンジ マーシャ ウォッシングステーション

ネットショップはこちら


限定20㎏しかありません! 絶対にお勧めです!!
[PR]

by coffeecolors | 2013-11-01 15:13